ウォーキングで仮想日本縦断の旅
月別の旅の記録
この企画について
禁煙太りの解消を目指して、ウォーキングダイエットを始めました。
禁煙したのは4年前。
自転車通勤などで、最高74kgあった体重は徐々に落ちて60kgくらいまできましたが、ここのところ停滞気味。
食事の制限は日常的に2200〜2400kcalを維持していますが、長い目で見るとこれ以上は無理。
やはり運動量を増やすしかありません。
40歳代半ばの私が、10代のころの若さを取り戻す・・・のは無理かもしれませんが、せめて体重くらいは!
理想体重は18歳当時の57〜8kg。
ウエスト73cm。
しかし、始めてみるとウォーキングってつまらない。
だた歩いているだけだから、つまらないのはあたりまえなんだけど、これじゃ長続きしないい。
なんとかしないと!
というわけで、モチベーションを維持するためにと思いついたのが、「ウォーキングで仮想日本縦断徒歩の旅」
もちろん、仕事をやめて旅に出られるはずもないので、あくまでも「仮想」のお話です。
1日1万歩を目標に、毎日歩いた距離を記録し、鉄道路線で北海道から沖縄までの旅に当てはめて、仮想日本縦断徒歩の旅を体験しようという企画です。
日本縦断の概要
旅のスタートは北海道の宗谷本線稚内駅。
ここから南下し、沖縄を目指します。
国道沿いや直線距離で歩いてもよかったのですが、鉄道以外で詳細な距離の載った資料が見つかりませんでした。
それに鉄道なら、駅を通過するたびに一区切りの達成感も得られ、仮想の旅に実感を与えてくれます。
旅のルール
- 歩数計を使用し、1歩の距離は身長-100pで換算します(私の身長:169-100=69p)
- 船での移動距離は計算しません
- ゴールの目標期限は2007年末
企画の元になった2つの出来事
人生はしばしば旅に喩えられます。
それは旅が日常のしがらみを取り払い、自分にとって価値あるものを単純に選別し、その結果、達成すべき目標を明確になるからでしょう。
「禁煙は愛」 喫煙による健康への影響を訴え、徒歩で日本縦断
白装束にすげがさのお遍路姿。
手にしたのぼり旗には「禁煙は愛」の文字。
西条市に住むオーストラリア人、マーク・ギブンスさん(43)は2006年4月、喫煙が健康に与える影響を広く訴えるため、徒歩で鹿児島県の佐多岬を出
発。
全国各地で講演などのイベントにも参加しながらの3000km、88日間の旅は、7月9日に北海道の宗谷岬でゴールを迎えました。
《関連リンク》
- walk against tobacco, 3000km walk to increase awareness of life threatening dangers of smoking tobacco and stop tobacco deaths
- 禁煙は愛〜ASH君の旅〜
「Fatman Walking」 カリフォルニアからニューヨークまで徒歩で減量
マーク・ギブンスさんの旅の1年前、アメリカでは182kgの巨漢スティーブ・ヴォートさん(39)が、ダイエットのために徒歩の旅を
始めていました。
サンディエゴで奥さんと子供に囲まれ、幸せな毎日を送っていたスティーブさんの悩みのタネは、増えすぎた体重。
「減量して人生を取り戻す」
4月10日、一大決心をしてサンディエゴの自宅からニューヨークに向けて旅立ちます。
《関連リンク》
- Steve Vaught walks across America to lose weight and regain his life
- 大陸を横断して人生を取り戻す--200kg男性の公開ダイエットに米国中が声援 - CNET Japan
私にとってこの2つのニュースは、「ウォーキングで仮想日本縦断の旅」の発想につながりました。
また、どちらも私とほぼ同世代ということが刺激になり、チャレンジする起爆剤にもなりました。
仕事をやめて旅に出ることはできませんが、やる気があれば仮想の旅でも目標にはなります。
さて、私は禁煙前、1日20本たばこを吸っていました。
そのころ、1本のたばこを吸うために、それまで喫煙所で5分の時間が費やしていました。
禁煙するとき、タバコ代を貯金して、禁煙の励みにしたものです。
そこで今回、禁煙貯金と同じように、喫煙に費やしていた時間をダイエットのためのエクササイズ割り当てることにしました。
5分×20本なら、1日あたり1時間40分の時間がとれるはずです。
ダイエットのためのエクササイズには、十分な時間ではないでしょうか。